リワーク①

向いていない仕事を選んだ私は上司ににらまれ、暴言や無視を食らい最後はメンタルがズタズタになりました。

休職中も家で悶々としていましたが、あるとき復職するためのリハビリ、リワークという施設があることを知り乱れた生活習慣、家族以外誰とも話さない生活を続けるよりいいだろうと思い立った。

 

やったこと:主治医にリワークに通えるか相談→OK出たら実施している医院を検索。

まずは「通いたいのですが」と連絡を入れた。その後主治医に紹介状を書いてもらい(お金別途かかった!)

 

リワークを実施している病院の精神科の先生と面談(場合によってはここで断られる可能性もあり)→許可出たらリワークを担当する責任者と面談。

行くことになったらまずは週何日行くか、自分としては何か月で通所を終えるつもりなのか話し合った。

 

私は当初「早く戻らなきゃ!何もしない空白期間が空いてしまう」とすごく焦っていた。その様子を見てスタッフが言ったのは

 

「まず週五日同じ場所に通える体力を養い、生活リズムを整えるところから始めます。最初は少人数の部屋でストレッチとかして慣れて、ストレスとかそんなに溜まらなければ30人ぐらい集まってリハビリする部屋に移って様子を見ます。結構時間は必要だし、しっさいに自分がやってどれぐらい負荷がかかるか分からないから長めに見ておいたほうがいいと思う。

もちろん調子よければ早めに出ていく人もいますが」

 

これを聞いた時、何をそんなに悠長なことを言っているんだ。私は早くでていかなきゃと強い思いがあった。あせればあせるほど思うようにならない精神状態と反比例して泥沼にはまっていく未来はまだわからない。

 

こうして、予定よりずっと長引くことになるリワーク滞在記が始まるのである。