社会人になると友達ができない
昔、教師からそう言われた。
[大人になると友達を作る機会が減る。今の友達を大切にしろ]とのことだった。
当時、大して気の合う友達がいなかった私は
(じゃあ、もう一生孤独に生きていくしかないのか😩)と諦めと絶望を味わった。
似たような言葉は、あちこちでその後も言われたし、ネット上でもよく見かけた。
青春をきちんと楽しめた人や、元から人との関わりが問題ない人には良い意味で響いたと思う。私は今からでも友達を増やそうとやっきになったが、焦りもあり上手くいかなかった。
でも、現在はこう思うのです。
ずっと、(関係性の変わらない友人っていなくない?)って。
仕事上で余裕がないと、連絡がまめにできず交流も途絶えがちになるパターンもあるよね。
学生時代は生徒という対等な間柄でも、仕事(業務内容や人間関係など)や結婚、キャリアの有無でどんなに仲の良い人でも気持ちにズレが生じることってあると思う。
こっちがすごい色々悩んでる時に、相手がめっちゃ順調に過ごしていると遊んでも楽しくない。相手も同じで、[自分だけが辛いと思いやがって…こっちも大変なんだよ😠]とギクシャクしそう。
学生時代の知人と会ったとき、行き過ぎた言動をとったり、取られたりしたことがある。こうなると、一旦時間をおいて距離をとり熱を冷まそうとした。
短期のバイトなど、短い付き合いで割りきって雑談とかしてると、終了時に連絡先聞かれて会って遊ぶこともある。そういうのが積み重なると、何となく親友とまではいかなくても知人が増えていく。
だから逆に、個人的には大人になってからの友達の方があっさりしていて気楽だ。