リワークこぼれ話 連絡先の交換について
今回は復職とはまったく関係ない余談です。よく話すおじさんがいて連絡先聞かれたときとかリワーク中に困ったら参考になるかもです。
基本的には密室で、男女混合の空間。何も起きないはずはなく…。
症状が重いうちはくるのもやっとで、緩和しつつあったり回復になると他者に対する関心がでてくる。席が近いと色んな人と談笑することも増える。それはとってもいいことなんだけど…。
たまに、よくない方向に暴走する人がいる。
復職時期が近づき不安を紛らすためなのか、自分より年下の異性と話すことに新鮮さがあるのか。結構依存してべったりし、トラブルになる。通所していたリワークでは、仲良くなれるならとLINEやメルアドの交換はOKされていた。
が、それがトラブルになることも良くある。
土日に[今何してるの?]と相手の過ごしかたを細かく聞き出したり、[今度一緒に出掛けない?]とか。スルーしても相手も毎日通所していると顔を会わせなきゃならないため、面倒だけどあまり無下にもできない。
ほぼ女性全員に片っ端から連絡先の交換を求めている中高年の人もいた。さすがにスタッフが直接注意はしていたけど…。
ちなみに異性ではなくても問題は起きる。
グループラインを作ったのはいいものの、最近会っていない人にメンバーに対し(○○さんこんにちは!今日駅の近くで見かけましたよ!お元気ですか?)という個人情報を全体ラインで発信し、相手がそういうことは個人的に伝えて欲しいと不快になるケースなど。
結局、異性だろうが同性だろうがSNSの問題は起きやすい。お互い時間があるから、ついついグループでの会話の悪ノリが止まらず、一旦画面から目を話したら未読通知が100件を超えていたこともある。
交換して親密になり、通所が楽しみになるメリットももちろんある。
ただ、ちょっと距離を置きたい人とかに交換を誘われたら、無理にする必要もないと思った。もしそれで相手が態度にだすようなら
スタッフに相談をおすすめします。
ハロワとの思い出 人間不信加速編
私はハロワとか、転職エージェントが苦手である。もうくそみそに言われてきた。
パワハラで悩んでいるとき、地元の若者専用ハロワに行ったが開口一番、「疲れてますね」と言われた。それほど気を遣えた対応を取れなかったのかもだが、どういう仕事につくか悩んでいると相談したときにいわれた衝撃のコメント
「じゃあ、そうしたパワハラを記録して出版したらどうですか?」
絶句し、その後の記憶もあやふやなまま帰宅したが思い出して悲しくなったので事情を電話で上役の人に報告した。ちょうど個人の体験記の暴露本がブームになっていた時期でもあるが、職安の人が言う言葉か?顔も見たくなくてそれ以来そのハロワに縒りついていないが、現在こうして人の目に触れるよう公開している。分からないものである。
後は自分の言いたいことをまとめようとしているときいらだった言葉で「頭回ってる?」と圧をかけられるなど、上から目線の人とか。この人には何回かほかの人と面談している場面を目撃したが、相変わらずこのフレーズを使っていた。人も自分もなかなか変わらないし変われない。
リワーク⑤ 集団生活での挫折
大部屋に移行して最初に思ったことは「活気がある」だった。
大声で皆しゃべり笑い、元気よく部屋内で過ごしている。一見するととても休職している人たちには見えなかった。
スタッフさんからは「今までの環境とギャップがあるかもしれない」と念を押されていたがその通りである。割と静かな少人数部屋とは大違いだった。
後に、この雰囲気になじめずせっかく移行してきたのにリワークへの通所を止めた人を何人か見ることになる。
今にして思えば通所していたリワークは体育会系の人が多かった。
スタッフの性格もそうで運動好きなメンバーも多くサッカーや野球のイベントも開催されていた。
割とチャキチャキとした雰囲気の元過ごすことになる。
実は一番最初の面談時、「どういった経緯で休職することになったか・それまで自分の人生の中で似たような環境に置かれたときはどうだったか。」
など、性格や価値観に踏み込んでストレスが限界突破した理由を探す話し合いがあった。私の場合はざっくりいうと「昔から学校生活などの人間関係が不得意で合わない人とは関わらないようできるだけ避けていた。内向的な性格からパワハラを受けても周りに早いうちから相談できず、ストレスと問題を抱え込んでしまい相性の悪い上司の扱いがうまくできず自滅した」という背景が浮かび上がった。
これがリワーク生活がなかなか順調にいかない理由でもあった。つまり、集団の中に入るのが怖かったのである。昔からの苦手意識に加え、直近に受けた「人前で暴言を受けたとき周りは薄ら笑いを浮かべて聞き流す人が多く悲しかった・恥ずかしかった→もう他人は頼れない」という人間不信が加速していた時期だった。
仲のいいAちゃんの後を追ってきたのは良いものの、自分の抱える問題は解決していないのである。日々を過ごす内に、この問題が目に見えてリワーク内で悪目立ちするようになってきた。
ぎょおっとした人々①
少し前コールセンターで短期のバイトをしていた。コミュ障が少しでも改善されればと思ったが甘かった。顔が見えないから不備があれば口汚くののしる人たち。話を聞いたあげく自己解決して電話を切る人。まずパソコンの立ち上げの説明に時間が1時間かかり本題になかなか移れない人など様々だった。
精神的に摩耗していたある日、自習の日となった。今日はこれで電話のなる恐怖から解放されると思っていたが隣の人の様子がなんかおかしい。
50過ぎのおっさんが、皆が業務の勉強をしている中一人だけそわそわして
上着を脱いだり来たり椅子を回転させるなどしている。落ち着かない。
毎日自分の席はシャッフルされるがこの方の近くになったことはないため私は警戒した。絶対に関わらないようにしようと心に決めた。
しかし夕方、唐突に向こうから話しかけてきた。早く会話を終わらせたかったので「そうですね」など続かない工夫をしていたがしびれを切らしたおっさんがこんなことを言い出した。「お隣になった方と色々お話しするのが好きで、kurogane さんともおしゃべりしたい。これを見てください・エクセルに今までお話ししてきた人の顔と内容を記録しているんですよ!あなたのアバターも作ってみました!」
ここで血の気が引き思わず相手のpcを見ると、エクセルの表ツールを駆使して部屋内の見取り図と、そこに座っている人のアバターが表示されていた。☺
髪の長い人、短い人、容姿も含めどれも本人そっくりに作りこんでいた。そして、近くに座った人の会話を余った余白に記入して楽しんでいるのだという。
私の分はまだ空白だから、是非話したいだそうだ。なかなかショッキングである。アバターの一つを指さし、「この方お話面白いんですよ。アメリカで起業して社長やってたんだけどうまくいかず帰国したんですって」と嬉々として個人情報を垂れ流す。知らんし怖いし、そもそも派遣先のExcel勝手に使うなし。と様々な感情が一気に沸いたが恐怖で頭がしびれたようになり「ハハッすごいですね」と乾いた感想が漏れた。(^^)/
あからさまにその後距離を取り自分からは何もしゃべらずこっちの気持ちが伝わったのか、休み時間に大量の菓子を持らったが食べる気になれなかった。相手をしないと察するとその後は見回りに来ているリーダー役の人に延々と雑談を仕掛けていた。嘘でもいいから勉強する振りしたほうがいいんでない...?
その後、彼と近くの席になったことはない。
リワーク④ やっと大人数グループへ しかし・・。
大体リワークに通い始めの頃は、元気がない人が多い。その中でも人と関わり睡眠や自分の抱えるストレスの対処法を身に付け、社交性も思い出していく。
それができた人、つまりある程度新しい環境に慣れた人から大部屋に移行していく。
私はそれがなかなかできなかったのでいつまでも少人数チームに居座っていたが、通い始めて数か月後に転機が訪れる。
とっても明るい女の子が新しく通い始めた。彼女は屈託なく誰にでも話しかけ、良く笑い、一緒にいると場が華やいだ。
あまり最初っからこういう元気な人が来たのは初めてだったのでちょっと驚いた。彼女は彼女でトラウマのフラッシュバックに悩んでいることは後ほどわかるのだが。
その子は歳が近い私に目をつけ、積極的に話しかけてくれ、すぐに一番の仲良しになった。今後も登場する可能性があるので仮にAちゃんと呼ぶ。
あまりにも人慣れしていて通所にもすぐ慣れたため、あっというまに大人数チームに行くことになった。
私は焦った。先に進んでいかれることに焦ったし、やっとできた親しい友人と別々になることに不安を感じていた。つまり、Aちゃんに精神的に依存していたのである。
「あの子が行くなら私も!」のノリで私も大人数グループに行きたいと伝えたとき、スタッフはすんなりとOKしてくれた。休職期間の残り日数とこれからリハビリに使う日数を考えるともう行ったほうがいいとの事だった。
前置きされたのは、
・常に30人ぐらいの人がいるから、今までと違い関わる人数も増え気疲れするかも。話し声や物音もかなりするから、そのことでダメージ受ける人もいる。
いきなり週5日移行するより、3日:2日ぐらいの割合で大部屋と小部屋に分けて通うのがおすすめ。すごく疲れたらまた様子みよう。
・今までは席は好きなところに座らせていたが、大部屋は復職近い人もたくさんいるので会社に近い環境にしてある。6人1組の割合で班があり、班長(患者さん)もそれぞれいる。何かわからないことあればまずは自分の班で聞いて同じ仲間と交流してほしい。スタッフとの距離は今より離れると思う。
・最初のうちは簡単な作業をしてもらうが、徐々に仕事をイメージした作業や班内で会議のようなことを行うなど難易度は上がっていく。
という事だった。コミュニケーションが苦手な私は嫌な予感を覚えつつ、復職へ向かって進もうとするのであった。
宝石の国 98話 祈り ネタバレ感想
展開えっぐ…。
月人が祈りに来たとき、かつてフォスと関係のあった元宝石達、アドミラビリス達が手前にいるんだけと表情がさ…。
なんつー無機質な目をしてるんだ💦
時間の経過が凄すぎて実感ないけど、あの子はもうフォスではないんだな…
諦めたセリフも変貌も悲しいよ 😔
正直、こうして1万年苦しんでる間も月人や元宝石達は満喫して楽しく過ごしてたんだと思うと胸くそ悪い。
ラピスは結局どうなったんだろう?出番もしかしたらあるかもと思ったけど、地上にいた1万年の間[何もなかった]って元フォスがいってるからなあ。フォスがここから本当に救われる展開は用意されているのか?
リワーク③ 通って4ヵ月
少人数のリワークは慣れれば比較的緩かった。朝と帰りの自分の報告を皆の前で話すのが社交不安の強い私にはキツかったけど。
(例:おはようございます。○○です。今の気分は普通です。帰ってから用事があるので疲れすぎないようセーブして参加します/お疲れ様です。○○です。楽しく参加できました!明日も宜しくお願いします)
話好きなひとはこんなシンプルじゃなくもっと自分の状態を丁寧に語っていた。
人生ゲームなどのボードゲーム、ストレッチ等の軽運動など他の人と関わりながら過ごす。性別も年齢もバラバラで、対人不安を少しずつ通い続けることで薄めていった。
私の場合、ここに慣れすぎ大人数の部屋に降りることに抵抗を持つようになってしまった。一旦実験として1日過ごしたとき、固まって周囲に馴染めなかった記憶もフラッシュバックした。それに、人数が少ない分スタッフさんとの距離が近く何かあった時に相談しやすかった。こうして自分より後から入った人が大人数グループに参加していく中、いつまでも少人数グループにしがみついていたのである。
個人差があるから早い方がいいというわけでもナイ。ただ私は自分で会社に戻らなきゃという気持ちを徐々に見失いつつあった。会社に戻るのが怖いという気持ちも強くでてきたからである。
こうしていつまでも少人数チームにしがみついていたが、ある時転機が訪れた。